上達するために

大人の方がヴァイオリンを始めて、上達するには
以下のことが大切と私は考えます。

◆基礎トレーニングに時間をかけること

ヴァイオリンという楽器は自分で音を一からつくらないといけないため、
ピアノやギターなどと比べて、手軽にはじめにくい楽器です。

楽器の構え方、弓の持ちかた、動かし方などを、
適切にトレーニングしないと、
色々な曲を弾くことができません。

はじめは地味な練習ではありますが、
上達の早道はしっかりとした、基礎トレーニングにあります。

私のレッスンでは毎回始めに時間をかけて、
正しく音がだせているかを、チェックいたします。

ここで自分の悪いクセを直し、正しい音のだし方を
身に付けてもらいます。

◆発表会など舞台で演奏すること

いくらレッスンの場や、自分で練習しているときに、
上手く弾けるようになったと思っても、
舞台にあがり、スポットライトを浴び、聴衆のまえで
同じように上手くひくことができるかというと、
残念ながら、思いもよらないミスや、普段できていることさえも、
うまくいかないことが、びっくりするほど多々おこります。

ですがこのような経験が、次の練習、次の舞台にいかされます。
前できなかったことは、練習を積めば必ずできるようになります。

そのような課題を克服して行くことが、
本当の実力となっていきます。

ぜひとも発表会の舞台に立って、スポットライトを浴びてほしいと思います。

いきなりソロで舞台にあがるのは、
なかなか難しいのは確かです。
私の発表会では、弦楽器のアンサンブルも行いますので、
そこから舞台デビューしていくという方法もあります。

昨年の発表会の様子はこちらです。

◆練習仲間がいること

ピアノやギターと違って、
ヴァイオリンは一人で演奏することはほとんどありません。
ソロの曲でも、ピアノを伴奏に演奏します。

バンドもそうですが、仲間と一緒に音楽を奏でることは、
とても楽しいことです。
一人ではなかなかうまくいかないことが、
大勢で弾くとうまくいくこともしばしばです。

私の教室では、アンサンブルにも積極的に
取り組んでいきますので、ぜひともその楽しさを
感じていただきたいと思います。

また私の教室では、私と同年代の大人の女性も
多くいらっしゃいます。
音楽だけではなく、子育てやグルメのことなど、
音楽だけではない、いろいろな話題で盛り上がっています。
ぜひあなたにも仲間にはいっていただきたいと思います。